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2013.06.24 お試し週間
 先週の火曜日、電動車椅子の『デモ機』が来ました。
今年の2月に判定を受け、今までと形が異なるため「練習するように」と言われていました。

私が希望の車種のデモ機もあることはあるのですが、幅がせまく乗るのが無理なようです。
代理店のFさんが持ってきてくれたデモ機も、いつも乗っているのよりも2インチほどせまいとの事。
2インチと言われても、どのぐらいかわからない・・・・・。
「2インチって何センチ?」という私の質問に、「約5cm」とFさん。
「乗れると思うよ」と言いながら、乗れるように準備してくれました。
この会話で今まで何十年もわからなかったインチがわかったような気がしました。
準備が整ったデモ機に乗った瞬間、「せまい、でも身体が動かなくていいのかな?」と思いました。
「これで1週間、乗ってみて」と言われ、1週間。
いろんなことを発見できました。
一番の驚きは、判定の時に車輪の感覚が違うためぶつかる率が高かったのに、今回のデモはいつもと同じ感覚で乗れるということでした。

土曜日にはデモ機のまま練習に行き、「ボッチャに支障はないか」「車に乗せられるか」などを確かめました。
『ティルト(それが一番の希望の物)』して休んでいると、母が口の中にチョコレートを放り込みました。
私は何も言わず、むしゃむしゃ。
それを見た母が「これ(ティルト)はいいねえ、こぼれなくて・・・・・」
私はむしゃむしゃしながら、「そこなの?」と思ってしまいました。

明日で1週間のデモ期間が終る予定です。
1週間の感想はいろいろありますが、せまいのはやめておいた方がいい、奥行きもないから疲れる。

この後いよいよ頼むのですが、機能・サイズ・カラーなど慎重に決めていく予定です。
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 6月14~15日、『第6回埼玉県ボッチャ選手権』が『埼玉県障害者交流センター』にて開催されました。
去年と同様の3クラスで、予選リーグ・決勝トーナメントで熱戦が繰り広げられました。

私の出場した『ランプ投球クラス』には6人がエントリー。
『日本選手権』を欠場してしまった私にとって、約7ヶ月ぶりの個人戦でした。
予選リーグには、『日本選手権』で戦うはずだったKさんといろいろな大会であたることの多いYさんがいました。
最近の2人との対戦は勝つことが多く、「勝てる」と思い込んでしまったため予選リーグ全敗という、やってはいけないことをしてしまいました。

約10年前に「日本選手権」に初出場し翌年から勝ち続けてきた私は、予選リーグで全敗することが初めての経験でした。

決勝トーナメントに上がれなかった私は、この大会が個人戦デビューの選手と順位決定戦。
ここでも予選リーグのときと同じ事を思い、負けました。
6人中6位という、信じられない成績でした。
最後の試合に負けた時、自分でも驚くほど悔し涙があふれてきました。
改めて「勝てる」と「勝つ」の意味を考えさせられました。

決勝は、私が負けた2人でした。
その試合を見ながら「這い上がった奴ほど強いんだ!」と思いました。
そして「這い上がってやる!!」と誓いました。

大会終了後、「土曜日から練習だからねっ!!」と母に言われました。
1ヵ月後には『日本選手権』の予選があります。
しっかりとした気持ちで悔いのない試合ができるよう、練習していきます。
 昨日は、埼玉県障害者ボッチャ協会主催の強化練習会が『川島ひばりが丘特別支援学校』で行われました。
私が会場に着いた時には、体育館の非常口のドアが開けてありました。

1羽のつばめがすでに体育館の中を飛び回っていました。
「かわいそうだから、出してあげた方がいいよね」と誰からともなく言い出し、スタッフが体育館の上の窓を開けてみたり、長いもので窓の方へ誘導してみたりとがんばっていました。

つばめさんの方は、もっと必死だったに違いありません。
非常口の外側の壁に巣がありました。
その時点では中にいるつばめさんが、親なのか、訓練中の子供なのかも分かりませんでした。

つばめさんはなんとか出ようとするのですが、上手く出口にたどり着けません。
ネットのロープに止まり、考えているようでした。
「練習中悪いけど、電気消します」と体育館の全ての電気を消されました。
「暗くてもできる方は練習続けてください」とスタッフ。
「これもいい練習」と言わんばかりに、みんな黙々と練習していました。
練習しつつもつばめさんが気になるようで、「大丈夫かな?」「まだいるね」などの声がしていました。

午前中の練習が終っても出て行けないつばめさんのために、窓とカーテンを全部閉め電気を消して1時間。
「どうなった?」「まだがんばってるの?」「かわいそう・・・・・」と言いながら、午後の練習のために体育館に入りました。
つばめさんは、お昼休みもなくがんばっていました。

午後はゲーム練習のためつばめさんには悪いですが、電気をつけさせていただきました。
ゲーム中も自分の投球が終ると上を見てしまう選手や、上ばかり気になるアシスタント、ついつい上の方に目がいく審判・スタッフたちばかりでした。
3時頃、トイレから帰ってくると、「出た、出た!!」とK君のお母さん。
「全員、見たの?私たちだけ見てないの?」と言ってしまった私たち親子でした。
「ううん、この2人だけ。Kさんのお母さんと私。思わず拍手しちゃった」とうれしそうに言いました。

その後、午前中からがんばってくれていたスタッフが巣の中の赤ちゃんを見たそうです。

「動いてたから、生きてるみたい」と、安心したように言っていました。
練習が終って車の中から見ると、巣から元気に飛び立っていく、つばめさんの姿が見えました。

「がんばったね、つばめさん!!」と声をかけたくなりました。
 一昨日、久しぶりに家で夕飯を食べました。
食べながら「飲み物ほしい」と母に言うと、ベージュ(肌色にちかい)の液体が入ったマグカップを黙って私の前に置きました。
私は色からして『カフェオレ』か『ミルクティ』だと思い込み、何も聞かずに飲みました。
「『カフェオレ』でも『ミルクティ』でもない。なんか懐かしい味なんだけど・・・・・何だっけ?」と思いながら、「おいしい、これなに?」と聞きました。
「『マミー』みたいな奴、なんて言うか見て来なかった・・・・・」
『マミー』と言った瞬間に頭に浮かんだのは、オレンジ色系の紙パックでした。
パックのイメージは鮮明に浮かんだのに、名前が出てきません。
考えるのもめんどくさくなり、その日は思い出せませんでした。
そのまま新光苑に帰り寝てしまいました。

次の朝目が覚めた瞬間から考えはじめました。
たしか・・・・・『ピ』がついたような気がして、『ピ』がつくものを片っ端から思い浮かべてみました。
『ピクルス?』「違うそれはつけもの」と心の声に突っ込まれました。
『ピクサス?』「それはプリンタ」
『ピクセル?』「パソコンの画像の単位」
次から次へ思いつくもの否定され・・・・・。
最後には『ビックル?』が出てきました。
「同じようだけど絶対違う」
あきらめかけたときに『ピルクル』と自然に出てきました。
「あーあ、すっきりした」と心から思いました。

そしてその一部始終を、練習の迎えに来た母に話すと笑われました。