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長すぎて書くのに時間がかかり、1日遅れました。


『BOCCIAMONTREALOPEN』という『ケーキ』の1ピース(一切れ)のお話です。

大会2日目、その日『BC3ペア』の予選リーグ最後の試合がありました。

私たち日本の相手は、『GB』。

 

前日、『オーストラリア』に大差で勝った『GB』は、その『オーストラリア』に大差で勝てなかった日本の試合を最後まで見ていました。

『オーストラリア』に大差で勝ちを譲ってしまった日本は、次の日の『GB戦』に「絶対勝つ」それしか言わずにその日を終えました。

 

そして次の日、『GB戦』。

赤ボールを取った日本は、1ENDを(1点)取りました。

前日の『オーストラリア戦』を見ていた『GB』は、長めのジャックを仕掛けてきました。

そのジャックに赤ボールを寄せようと日本が投げた瞬間、レフリー(主審)が投げた赤ボールを止めました。

その試合私はスペア(控え)だったため、ENDラインの外で「どうして?」「なんかやった?」と思いながら、レフリーの動きを追っていました。

レフリーは止めたボールを『アウトボール入れ』に入れると、投げた選手に『ペナルティ』を宣告しました。

どうして『ペナルティ』を取られたのかもわからないまま、試合は再開。

後でわかったことですが、赤ボールを投げる前に『コミュニケーション』があったとのことでした。

 

『GB』の長めのジャックにかなり苦しめられた日本。

それでも前日の『オーストラリア戦』とは何かが違う日本に、『GB』は戸惑ったに違いありません。

『GB』は6球投げ終わった時点で、1点でした。

『ペナルティ』をもらった『GB」は、その2球を入れて2点差で3ENDに行きたかったと思います。

ジャックに一番近い青ボールでも、50cm以上離れていたと思います。

青ボールを入れるのは、難しくないはずでした。

「やばい!流れが『GB』へ行っちゃう・・・・・」私を含め、その試合を見ていた関係者誰もが思いました。

次の瞬間、赤ボールに向かってきた青ボール。

赤ボールにぶつかり、そのボールを押してくれました。

赤ボールが動いた瞬間、私の後ろにいた関係者が一斉に拍手をしました。

そして、ENDFINISH。

レフリーが「赤1」と示すと、さっきより大きい拍手と「よっしゃ~」の声。

 

3ENDに入る準備をしていると、『GB』のコーチから『タイムアウト』。

『GB』は、相手に点をやってしまったことにかなり焦っているようでした。

私たちは「落ち着いていこう!」と声を掛け合い、タイムアウトを終わらせました。

赤のいつものジャックのところで、始まった3END。

青の1球目が、なかなか投げられません。

また、レフリーが選手と話しています。

「また?(ペナルティ)」誰の脳裏にも浮かんだ文字。

ところが、『ヘッドレフリー(審判長)』まで呼ばれました。

ヘッドレフリーを交え話していたレフリーが『GB』に『イエローカード』を出し、3個の青ボールを没収しました。

『GB』は、2ENDのミスで頭が真っ白になり1人がボールを6個持ったまま3ENDに入ってしまったそうです。

3個しかないのだからもっと取れてもいいはずなのに、2点しか取れなかった日本でした。

4―0で入った4END。

2ENDと同じような長めのジャック

お互いに文句ないボールを投げることができないまま、赤ボールの6球目。

完ぺきとは言えないものの、ジャックに近づけることができました。

『GB』の残りボールは、4つ。

全部入れば、タイブレイク。

1つでも外れれば、日本の勝ち。

試合を見ていた関係者全員が、息を呑んで『GB』のボールを追っていました。

見た目では3点は、入ったように見えました。

ENDFINISH後。

キャプテンが呼ばれ、赤ボールの一番近いボールが測られました。

私のいたところからは、(近い)青ボールが3つにも4つにも見えました。

測り終わったレフリーが、「青3」示し長かった試合が終わりました。

 モントリオールでの初めての勝利は、今まで味わったことのない不思議な試合での勝利でした。

 

試合の後、「(ペナルティは)俺の一声、悪かった・・・・・」とコーチが、穴に入りたそうに言ってくれました。

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